来院動機
元々整形外科「すべり症」と診断を受けていた。年に数回重いものを持ったりすると痛みが出現、その度整形外科に通っていた。
4月から重いものを持つ機会は減ったが1日中デスクワークとなり椅子から立ち上がるたび腰に痛み、足に痺れが出る様になった。
先月仕事後に自宅でソファーに腰掛けた際痛みが激増、身体を動かすことができなくなり当院のチラシを見て来院した。
問診内容
痛みの出たきっかけ
今までも重いものを持った時など腰に痛みや違和感はあったものの長く続くものではなかったが先月ソファーに腰掛けた際腰に痛みが出現、その後動けなくなってしまった。
どのような時に痛みが出るか
重い物を持った時
椅子やベットからの起き上がり、立ち上がり
腰後屈(反らす)時
動き始め
に痛みが出現。
身体所見と治療、経過
初回施術
整形外科にてすべり症と診断されていること、足のもも裏にに痺れが出ていることから今回の症状を出している原因を骨格骨盤の歪みと筋力低下と推測、筋力は後日測ることとし今日は骨盤骨格の歪みの検査を行った。
検査の結果骨盤骨格の歪みが顕著に観られ、また全身の筋肉のバランスも崩れてしまっている状態であった。その旨を患者さんに説明し、筋肉の調整と土台である骨盤の矯正を行った。
施術後腰の痛み、痺れが低下、腰後屈時の痛みも軽減していた。
施術の効果を実感してもらえた為今後は骨盤の矯正と筋肉の調整を行なっていく事とした。
初回施術から3回目(1週間後)
一昨日まで痛み痺れは無かったが、昨日から座って足を組むと腰に痛み、足の方に痺れが出た。1週間前よりは痛みも痺れも軽い。
本日は骨格骨盤を支えているインナーマッスルの検査を行うこととした。
結果インナーマッスルの低下も見られた為、自身の身体を動かしてトレーニングをしていくかEMSを使って電気の力で鍛えていくのかを選んでもらいトレーニングしていく事とした。
初回施術から4回目(初回から11日後)
腰の痛みは治療開始が10だとして何もない時が0とすると7〜8には減った。痺れは前回治療後から出ていないとの事。
治療としては今まで行っていた筋肉の調整、骨格骨盤の矯正に加えて前回計測したインナーマッスルを鍛えるためのEMSを取り入れていくこととした。
初回施術から1ヶ月後
普段の痛み、痺れはなくなった。
朝起き上がりに痛みはあるもののそこまで強くないとの事。
現在の様子
初めて来られた時の痛み、痺れは消失。
朝起き上がりの痛みも気にならなくなってきたとの事。
今後は痛みを再発させない為にメンテナンスで行っていくこととした。
患者さんのコメント
整形で「すべり症だから」と言われ、腰の痛みはあきらめていました。しかし両足まで痺れ、布団から起き上がることも億劫になり、何とかしたいと通い始めました。
骨盤の矯正と腹筋運動が1回もできない私でも筋肉をつけられる「楽トレ」を並行して受けました。腰痛は徐々に軽減していきました。1ヶ月もせず足の痺れがなくなり、2ヶ月目には布団から縦に起き上がることができ階段もとんとんと登っていました。現在は教えていただいた体操を日課にしこの状態をずっとキープしたいと思っています。
担当者のコメント
ひとまず治療お疲れ様でした。
一度は諦めた痛みが改善されて本当によかったですね。
多くの方が今ある痛みに対して諦めてしまっていますがその中でも「なんとかしたい」と行動できた結果だと私は思います。
今回は「すべり症」でしたがヘルニア、脊柱管狭窄症、分離症、坐骨神経痛と言った様な腰周りの症状、勿論痛みの原因としてはそう言ったものですがそうなってしまった原因を改善させたり痛みを出にくくする事は可能です。ただ1番大事なこととしては「諦めない」事が重要です。何もないに越した事はないのですが、また何か有ればご相談ください。
本当に治療お疲れ様でした。
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